愛知県知多市にて心療内科・精神科・児童精神科を診療する「新舞子メンタルクリニック」についてご案内します。
―心の中の宝物探し―
―自分自身を見つめる中で、結果として病気・症状から解放される―
『内を観る』=自分がどういう人間であるかということを調べる方法です。
吉本伊信氏(1916〜1988)が自らの体験を通して、仏教の修行法から宗教色を取り除き、広く一般の方にもできるようにと作られたものです。
自分を知る、自分を変える、向上させるといった自己啓発法です。
不登校、非行、夫婦・嫁姑などの家族間の問題で悩む方、またうつ病、神経症、アルコール・薬物依存症、その他様々な精神疾患で苦しんでいる方に効果があるといわれます。
また、学校のST・LTや企業などの社員研修に活用されることもあります。
「自分の歴史を振り返り、自分の歴史年表を作る。」今までとは違った別の視点から人生を見つめ直す方法です。
静かな畳の部屋で、これまでの人生で関係のあった方に対する自分の姿を、自分自身で調べていただきます。人からあれこれ聞かれたり、教えられたりするものではありません。
調べ方としては、小さい頃から現在までをおよそ3〜5年ごとに分けて、相手に対して「してもらったこと」・「して返したこと」・「迷惑をかけたこと」を調べていきます。最初は思い出しにくいかも知れませんが、続けていくうちに忘れかけていた事柄も次第に思い出せるようになります。
調べたことに対し、質問をされたり、指導をされたり、もちろん叱られたりなどは一切ありません。
約1時間調べていただいた後、面接(3〜5分位)に伺います。
面接では、調べたことを3つの質問ごとに簡単にまとめて話していただきます。内観していると、人にはとても話せないこと、話したくないことも出てきますが、そういうことについては無理にお話しされなくて結構です。もちろん、根掘り葉掘り聞かれることはありません。
月・水 | 9:40〜13:10、14:30〜18:00 |
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金・土 | 8:30〜12:00 |
*診療時間と、時間帯が一部異なっています。
内観療法は、治療法のひとつです。当クリニックでは、基本的に保険診療の範囲内で行っていただくこととしています。
なお、内観の時間につきましては、最長約3時間(約1時間が1単位)まで行っていただくことができます。
時間・回数等につきましては、初回体験後、継続されることになれば、ご相談のうえ決めさせていただいています。
内観療法室は、当クリニックの2階にあります。窓から見える景色は素晴らしく、静かな和室で落ち着いて内観していただくことができます。
内観療法は、年齢・性別を問わずどなたでも行えます。
当クリニックでは集中内観ではなく、時間や回数を決めて行う日常内観というかたちで行っています。
内観療法につきましては、これまでに多くの方々の内観療法に携わってきた専門のスタッフが担当させていただいています。安心して、構えることなくまずはお気軽にご相談下さい。
普通一般的に私達は、他の人に“してもらえなかったこと”や“迷惑をかけられたこと”などはいつまでも覚えていて、「してもらったこと」や「迷惑をかけたこと」は忘れてしまっています。
「してもらったこと」は、ごく普通に当たり前のことのように思っていて、覚えていません。「迷惑をかけたこと」は、かけている時点で気付いていない、あるいは気付いてもすぐに忘れてしまっている場合があります。
内観には決して決まった答えがあるわけではありませんし、事実を調べる中で“感謝の気持ちを持ちなさい”とか、“懺悔の気持ちを持ちなさい”というものを押し付けられるものでもありません。
しかし例えば、3つの質問に沿って自分を調べることにより、『してもらったことがたくさんあり、して返したことが少なく、迷惑をかけたことがたくさんある。』ということに気付くことができたとしたら、これまでと違ったものが見えてくるかも知れません。
内観の体験は人それぞれであり、やってみなくては分かりません。しかし、内観をするとどういうことが起こるかは、ある程度説明できるかと思います。
というような変化が起こるのではないかと思います。
内観は頭で理解するものではなく、また人から押し付けられるものでもなく、内観体験を通し自分で自分を調べる中で、自然と心が開放され、結果として症状が軽くなる、病気が治る、悩み苦しみから解放される、楽に生きられるようになるといったことにつながります。
内観療法は、今かかえている悩み・問題、病気・症状などを直接的に治そうとする対症療法的なものではなく、根治的な治療といって良いかと思います。
『内観』に出会ってから、3年という月日が経ちました。『内を観る』=『自分を知る』という経験をさせて頂きました。今まで自分に蓋をしてきた部分、見たくないところを掘り下げて、自分を見つめ直すということは、正直苦しい時期もありました。
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内観と出会うきっかけになったのは、単身赴任から戻った私の様子から感じたのでしょう、妻に「もっと楽に生きてみたら」と、新舞子メンタルクリニックを勧められたことでした。最初は不満を持ちつつ訪ねたクリニックでしたが、永田院長、内観担当の高橋さん、受付スタッフの皆様に温かく迎えていただき、安心したことが思い出されます。
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3年と少しの間、月1回の内観で、全然深いところまでいっていないとは思いますが、心のよりどころになっていました。寝ているかゲームをしているかの息子、内観を途中でやめてしまった息子。「僕が行かないんなら、意味ないんじゃない?」と言う息子に、“私は続けるんだ!見てろ!”という想いで会社を早退し、一旦家に戻り、(寝ているかゲームをしているかの息子に)背中を見せて内観に通っていました。
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今回、内観したことで強く心に感じたことは、祖母に甘えていたこと。父や母から受けた想いや、それに対して何も返せていないこと。大切にしてもらっていたこと。それらは、日常で考えることは絶対になかったことで、内観をしている時間は不思議と気持ちが落ち着くことが多かったように思います。
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2015年の6月頃からこちらで内観を始めましたが、始めた頃は心が沈みきっており、ただ課題をこなすように取り組んでいました。
私は、“優秀な成功者のみが求められ、失敗するくらいなら挑戦するな”と言われている、思われていると勝手に思い込み、自ら首をしめ息苦しい日々を過ごしていました。
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90回の内観を通して変わったと思うことは、“心が穏やかになったこと”と“私は私で、そのままでいい”と自然に思えるようになったことでした。そのおかげで、心がとても楽になりました。
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母親、父親、母親(2巡目)の内観を30回行いました。
『内観』については勧められるまま始めました。
元々親に対しては感謝の気持ちを持って生きてきたと思っていましたので、新たな感謝などないだろうし、あらためて新たに自分を知るということもないだろうと思っていました。
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内観を始めた頃、私にとって過去を振り返り面接者の前で話すことは、とても恥ずかしく辛いことだったように記憶しています。しかし、少しずつ“○○に対する自分”を調べていくうちに、自分自身に向き合え、前へ進むきっかけとなっていきました。
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決して多くはないかも知れませんが、60回以上にわたる内観の時間の中で、今まで気付かなかったことに気付くことができ、貴重な体験をさせていただいたと思っています。また、意識を自分の内側に向けられるような空間というのもなかなかないため、心を静めるという貴重な体験ができたのも良かったと思います。
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息子は何度も問題を起こし精神的に不安定になっていた時、医師から内観療法を勧められ受けることになりました。そんな息子の気持ちを理解するために、また自分自身の不安な気持ちをなんとかしたいという思いから、私も内観療法を受けることにしました。
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初めての内観を終えた後、私は強烈な充実感を覚えました。自分がどれだけ両親からお世話をしてもらっていたか、愛されていたかを感じ、それを返していきたいと思いました。
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内観を終えて振り返ってみると、今まで生きてきて考えもしなかった事を時間をかけてたくさん考えてきたのだなぁと思いました。
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私が「新舞子メンタルクリニック」に初めて受診したのは3年半ほど前でした。
その時長男は20才でしたが、中学の頃に不登校になり、児童精神科のドクターから発達障害があると言われました。
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新舞子メンタルクリニックの先生方、内観療法と出逢えたことは、私の人生にとって大きなターニングポイントとなりました。それまでの私は父を憎み、周囲を責め、お酒や精神安定剤や食べ物に依存して、自分の問題から逃げてばかりいました。
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私は、2012年4月から内観をさせて頂いております。
恥ずかしながら、私は「内観」という言葉を聞いたのは、その時が初めてでした。
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私はある製造業の会社に20年勤めましたが、仕事のストレス・職場の人間関係等が原因で思うような成果が上がらず、産業医から専門科の診療を受けるよう勧められて新舞子メンタルクリニックを受診しました。
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家庭内暴力の娘を持った母が救われるまで
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私が内観療法に取り組みたいと思った理由は“自分を変えたい”と強く思ったからです。
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「内観は死を見つめてするものです。今晩死ぬかもしれません」この言葉が、内観を通して一番心に残っている言葉です。
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2012年3月18日~25日の一週間、富山県の北陸内観研修所へ行ってきました。
私が、初めて精神科を受診し、お薬を飲み始めたのは2000年の春でした。
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平成23年12月30日〜平成24年1月4日、私はこの年末年始の連休を利用して北陸内観研修所へ行ってまいりました。12月28日の夜、「集中内観に行こうかな・・・」と突然思い北陸内観研修所に電話したところ長島先生が電話にでられて「是非いらしてください!」と威勢の良いお声で言っていただき決心したしだいです。
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私が内観を始めるきっかけは、父が新舞子メンタルクリニックの新聞記事を見て、内観をやってみては?という話からでした。父は、以前から内観療法というものを若干知っていたとの事ですが、新聞記事で再度思い出したようでした。
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仕事や周囲の環境の変化、長年の疲れの蓄積などを原因とし、身体的にも精神的にも自分自身を壊してしまい、2011年春頃より新舞子メンタルクリニックにてお世話になることになりました。その後、数カ月仕事を休むことになり、そして今こうして職場復帰をするに至りました。
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当院で内観を体験されている(体験された)方で、これまでに12名の方が集中内観へ行かれました。
集中内観後も日常内観を続けていきたいと、定期的に当院へ通われている方もみえます。
永田先生、高橋さん、スタッフの皆様へ
お久しぶりです。皆様、お元気でしょうか。
私は元気に前向きに生きてます。
この度、私がドラムを担当している3ピースバンドがTwitterとInstagramを始めました。一歩一歩、コロナに負けず前に進んでおります。感謝です。
コロナはなかなか収まりませんが、活動の仕方を仲間達と前向きに模索しながら、大好きな音楽を続けていこうと思います。
私は新舞子メンタルクリニックの皆様に、たくさんたくさん救われ、励まされ、背中を押してもらいました。感謝しています。
たくさんたくさん愛をいただいたので、これからも音楽でたくさんの人に笑いや幸せを届けていこうと思います。
出逢ってくださってありがとうございました。
皆様、お体にお気をつけて、お互いコロナに負けず頑張りましょう。
このお便りにつきましては、ご本人の許可を頂いて掲載しております。
今後のお幸せな人生を、心より願っております。
平成23年6月と11月の2回、旭南中学校にて3年生を対象に内観(療法)についてお話をさせていただきました。
その中で、途中、皆さんに“ミニ内観”も体験していただきました。
その後、生徒さん達からお手紙(感想文)をいただきましたので、その中から一部をご紹介させていただきます。
*この内容につきましては、中学校より許可をいただいて掲載しております。(内観療法担当者)
*ご来院時にご覧いただければ幸いです。
ひとりでも多くの方が内観療法を体験していただき、心を軽くし楽に生きられるようになることを願っています。
なお、当クリニックでは“治療目的ではないが、自分を見つめ直してみたい”という方にも内観をしていただくことができますので、こちらも合わせてお気軽にお問い合わせ下さい。